記・隊員3号 三蔵
3月の3回目、参加者はお二人。
八王子と府中からそれぞれおひとり。
「春からはじめたいこと」の他にも、
お二人のご趣味のはなしなども伺えて楽しかったです。
それでは、今月もちらり。
漫画家の高野文子さんの絵本。
2010年2月の「こどものとも年少版」のハードカバー化です。
小さいときに、眠る前にこんな絵本を読んでもらえたら嬉しかっただろうな〜。
元永定正さんの遺されたあみだくじの絵を
奥様の中辻悦子さんが構成されて、
谷川俊太郎さんが言葉を担当されました。
いつでもあみだくじが楽しめます。
こみねゆらさんのお家のミシンは100年前のドイツの手回しミシンなのだそう。
そのミシンから着想されたちょっと不思議なおはなしです。
フィンランドのアンデルセンと呼ばれるトベリウスのおはなしに
スズキコージさんが絵をつけられました。
おっもしろい話なのに、初日にうまく説明できなくて反省中。
とんちがきいてます。
ポップな塚本やすしさんの絵で「戦争もの」?と思ったけど、
それが戦争と空襲のひどさを淡々と伝えていていいと思いました。
お母さまが実際に体験されたことだそうです。
川端誠さんがむかし実際に体験された、槍ヶ岳を父子で登るおはなし。
そのときの写真などを元に描かれたのでこのようないつもと違う感じの
絵になったようです。
初日に参加された方が川端誠さんのトークを聞いて来られていたので、
制作秘話をいろいろ伺えて良かったです。
ああ、かわいらしい。
シリーズは3冊でていますが、
ほんとうにどのおはなしも可愛らしくて、
胸がきゅうっとします。
評論社の「太陽のちから」三部作のしめくくり。
普段はあまり気にしないけれど、
わたしたちが生きていることと太陽は
とてもしっかり結びついているんですね。
蛇腹式世界の街シリーズ、いよいよ日本が登場です。
ちょっとエキゾチックです。
さて、4月の日程は
3日(木)国立・ギャラリービブリオ会場
5日(土)立川・オリオン書房ノルテ店会場
7日(月)国立・ギャラリービブリオ会場
いずれも10時30分〜12時ぐらいです。
お時間ありましたら、どうぞ遊びにいらしてくださいね。
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