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おとなたちの絵本部屋 in オリオン・ノルテ 2012年6月 レポ

記・隊員1号(イーダ)

テーマ №94 軽部武宏さんの絵本

日程-6/22金 6/25月 6/29金  参加人数-11名

かるべたけひろ(1969~ )

1969年東京都生まれ。画家、絵本作家。第12会日本グラフィック展浅葉克己賞受賞、第2会岡本太郎記念現代芸術大賞展入選、第3回Pinpoint Picture Books Competiiton優秀賞受賞他。平面、立体作品を制作し、個展等で発表する。

■絵本部屋

店時代に『いいないいなこのおうち』が出て、これがおもしろかったし、主人公の「かるべくん」が著者そのもののように思えて、それ以降、ペン員たちは軽部武宏さんの絵本が出るたびに、「あ、かるべくんの絵本!」と、面識もないのに勝手に「かるべくん」呼ばわりして慕っていました。

で、かるべくんの絵本もいい具合な感じで増えてきたし、ちょうど新刊発売の時期と重なるので、絵本部屋で取り上げることにしました。

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左から   

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001軽部武宏さんの絵本は、現在までの流れをみると、大きく前半のナンセンスゆるゆる系と、後半のずっしりどっしり時代物・怪談系にわかれるような気がします。

たぶん画風・作風はいろいろおもちなんでしょうが、最近は怖い路線の作家さんのイメージです。

前半の、とくに長崎出版の絵本はなじみのない方も多かったようで、最近怖い絵本の多い軽部さんが、こんな絵本を書く人だったなんて!と驚いている人もいらっしゃいました。

でも、長崎出版の『こっそりどこかに』なんて、初期の時代の絵本ながら、その後の路線を暗示しているかのよう。そして、参加者のみなさんに、意外に人気だったのが『おやつのじかん』と『デカデカ」』でした。ヨミが甘かった・・・。早々と売り切れちゃいました。

『ゆく河~』をみんなで読んでみましたが、この有名な文章を、絵で表現するのはかなり難しかったと想像できるし、絵で味わってみると、知っている文章でもこれまでと違った印象に感じる人も多かったようです。この絵は、ゆるゆる路線とも、怖い路線とも異なって、軽部さんの絵本のなかでは、また異色の存在のような気がします。

これから、怖い路線が継承されるのか、それとも時々はゆるゆる路線に戻るのか、はたまた全然違うタイプの絵本が出されるのか、今後もとてもたのしみな作家さんです。

■おもちゃであそびタイ!ム

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にほんごであそぼ 絵あわせかるた 其の二

以前、同じ「にほんごであそぼ」の別のカードで遊んだことがありました。普通のかるたとは異なり、有名な言葉が2つに分かれているので、前半を読んで後半をとったり、二枚組み合わせなのでメモリーカードゲーム(神経衰弱)として遊ぶこともできます。

今回は、上の文章を読んで、みなさんにそれに続く言葉のカードを取ってもらいました。

たとえ、その有名は言葉を知らなくても、対になったデザインがかなりのヒントになり、言葉も絵柄も両方楽しむことができる、優れものです。

■イーダのつぶつぶ焼き

軽部武宏さんのHPを見てみると、絵本だけでなく、タブローや立体作品など、いろんな作品を発表されているのがわかります。軽部さんの知らない面を見たと思うと同時に、すべて絵本につながっているような印象もうけました。

絵本部屋開催時に、発売されている彼の絵本をすべてを取り上げましたが、今後生まれてくる絵本のほうが圧倒的に多いと思われます。今後もとても楽しみです。

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