「はじめましての絵本たち」2012年6月2日目(6/18)
記・隊員3号 三蔵
本日の参加者は7人。
国立から1人、八王子から1人、府中から1人、日野から1人、小金井から1人、所沢から1人、中野から1人。
さて、今月もご紹介した絵本のなかから一部をちらり。
三浦太郎さんのメルシーちゃんシリーズ。この表紙だけでもう欲しくなっちゃいました。かわいいなぁ。
水木しげる調の表紙に怖じ気づいてはいけません。芥川賞作家村田喜代子さんと虫の世界はお任せ!の近藤薫美子さんの素敵なハーモニーが満載の楽しい1冊です。
詩人の穂村弘さんが初めて原作を手がけられたこの絵本、木内達朗さんのシュワ!っとした絵とぴったりです。おはなし会で読んでもおもしろいけれど、手元で見るとさらに迫力が感じられます。
南米の山に住むピオポがお父さんの代わりに遙か遠くの街まで買い物に行きます。アンデスの空気感が良く出ていると思います。ああ、また行きたいな〜。
繊細なタッチの絵にひきこまれてしまうおとぎ話のような一冊。牡丹靖佳さんは絵画のみならず、インスタレーションやパフォーマンスなどを行っている1971年生まれの美術家さん。うっとり。
信貴山縁起絵巻は鳥獣戯画と並ぶ国宝です。12世紀中頃に描かれたこの絵巻のなかから「飛び倉の巻」が一冊の絵本になりました。生き生きと描かれている人々の表情にも注目!
「たくさんのふしぎ」のハードカバー化。透明なこおりの作り方から始まって、北極の氷が地球全体にどのような作用を及ぼしているのか、までを丁寧に教えてくれます。こおりって奥が深いですね〜。
みなさんは「いえで」したことありますか?わたしはあります(自慢になりませんね・・・)。アルフィーは「いえで」を決意しますが、それを優しく見守るお母さんが素敵。かわいいおはなしです。
おしゃまなモーディのどんなわがままも優しくうけとめるくまさん。お年頃の女の子にはきゅ〜ん、ときちゃうお話にちがいありません。
小峰書店のこのシリーズはどれも本当に読み応えがありますね〜。今回は「宝島」、浜辺で古い「宝島」の本を拾った女性がページをめくると挿絵の登場人物たちが目の前に現れて語ってくれる、という趣向です。この絵本でダイジェストを楽しんでから原作にチャレンジする、というのもいいかも。
毎月ほんとうにいい本がたくさんでているなあ。
さて、次回は7月5日(木)と9日(月)です。
ご興味のある方はぜひぜひ〜。
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