「はじめましての絵本たち」2012年5月 2日目(5/14)
記・隊員3号 三蔵
本日の参加者は9人。
え?
9人!
久しぶりに多いぞ〜、どきどき。
初めての方もいらして、どきどき。
内訳は、立川から2人、八王子から1人、小平から1人、東村山から1人、府中から1人、武蔵野から1人、所沢から1人、中野から1人。
ありがたいありがたい。
さて、久しぶりに今月の紹介絵本をちらり、といきましょう。
山岡かおるさんの貼り絵が光ります。
今回は「いちごのたね」の制作に大変多くの時間を割かれたそうです。
力作なのにそう見せないところがすばらしい。
台所からの実況中継、伝えるのはじゃがいも・にんじん・たまねぎの面々。
でも台所におふろってあったっけ?なにやら愉快なおはなしです。
いつも見ているもの、でもこんなふうなところも見てみたい、と空想が広がります。
その空想の「ちょうど良い加減」にしびれました。
あまりに冬が寒すぎて、自分たちの名前を忘れてしまったねむねむくんとねむねむさん。
春が近づき、すこしずついろんなものがとけていきます。
片山健さんと玲子さんご夫妻からの、あふれる春の喜びを感じる絵本です。
独特のタッチがすばらしいみやこしあきこさんの新作。
こんなにリアルなねずみがこんなにキュートに思えるなんて、すごいぞみやこしさん。
おくはらゆめさんの新作は、これまでになく夜の闇が美しいおはなし。
「シルクハットぞく」って、ふつう思いつきますか!?
「てんごくのおとうちゃん」の後日談。おかあちゃんがすばらしすぎます。大人は要ハンカチよん。
いつもまでも精力的な藤城清治さんは、作家かくあるべし、という気がします。どうぞご自愛くださいね。
(いまウィキペディアで調べたら「ホリプロ」所属だそうです。すごすぎます!)
くう〜、万里の長城は大勢の方々の血と涙と汗の結晶だったのですね。
泣かせます。
なんとも遊びごころの詰まった絵本!
子どもドラゴンのくりかえす「もっかい!」が激しすぎます。
「かくれんぼジャクソン」「ナツメグとまほうのスプーン」のディヴィッド・ルーカスの新刊。
おもちゃたちの自由な様子がたまりません。
収集癖のキュッパがだんだん「展示」というものを形作っていき、博物館を作ります。
こういうことも絵本になるのね〜という、個人的には目から鱗ものでした。
そして、最後はこちらの一冊。開業間近の「東京スカイツリー」ものです。
「しごとば」シリーズの「東京スカイツリー」特集号という趣。
鈴木のりたけさんの2年半にわたる取材日記が別冊付録でついています。
なんというか、「お疲れ様でした!」と声をかけたくなります。
次回はいつもの木曜日ではなく変則日程で、
6月15日(金)、18日(月)です。
ご都合がよろしければぜひご参加くださいね。
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