ぷちプチおはなし会 7月10日(金)
暑くなってきました。漂う空気に夏のにおいを感じながら店にきました。で、ちょっと早いかと思いつつ、夏らしさ、涼しさを感じる絵本を読んでみました。わらべ唄遊びは、いつものものに加えて、ブルーの布を海にみたてて、みんなで、ドボーンと海に浸かって遊びました。5ヶ月のあかちゃんもとっても楽しそうでした。
読んだ絵本は・・・
『きんぎょがにげた』 五味太郎 福音館書店
きんぎょばちから逃げ出したきんぎょ。同じような色、同じような形のなかに紛れてしまいました。さてさて、どこにかくれているかな?2歳の女の子が元気良く見つけてくれました。男の子はちょっと照れくさそう。そして、なんと1歳2ヶ月の元気の良い女の子がどんどん指差してくれるのには、みんなびっくり!でした。
『でんしゃがゴットン』 冬野いちこ 岩崎書店
夏を意識して描かれたのかどうか、定かではありませんが、でんしゃに乗り込んだお客さんは虫取り網をもっていて、なんとなく夏休みに田舎へ向かう電車のように思えます。ごっとんとんというかわいい音の繰り返しが楽しい、ノルテ店でも人気の絵本です。
『ひとくちパクリ』 木曽秀夫 文渓堂
この絵本を手に持ったとたん、「あっ、すいか!」という声が。あまくて汁気たっぷりのすいか、みんな大好きのようです。きれいに10等分されたすいかを、ありやつる、カメレオン、いろんな動物達がひとくち、ぱくり、と食べます。食べたかどうか分からないような、ちっちゃいの食べ跡のあり。なが~い、くちばしの跡が残ったつる。ひとくちで、気持ちよく食べてしまったかば。ページを開くたび、みんな大笑いでした。一番最初に食べたありは、みんなが食べている間にもせっせとありの巣のように食べ進んでいて、ひとくちでたべてしまったかばが、よだれをたらしながらそれを見ている最後の絵までユーモアたっぷりの絵本です。
『みず』 五味太郎 絵本館
一口に水といってもいろいろあります。その、いろいろな「みず」をシンプルな絵で表現した絵本です。ぽっちり出ちゃった涙。楽しそうにあふれ出る噴水。頑張ったあとの汗。というのはわたしが涙や噴水の絵を見て感じたことで、絵本はもっとシンプルに描かれています。きっと、見る人によって、いろんな風に感じられるでしょうね。
次回、7月20日(月)は、祝日なので、10時30分~の1回のみです。涼みがてら、お気軽にご参加くださいませ♪
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