おとなたちの絵本部屋 in オリオン・10月レポ
記・隊員1号(イーダ)
ところかわって おとなたちの絵本部屋 №4(通算80)
10月-21(火)、23(木)、27(月)、31(金)
テーマ 日常のとなりあわせの別世界~空想絵本~ 参加人数35人
■絵本部屋
ちょっとわかりにくいテーマ設定でしたが、数ある空想絵本のなかでも、日常とまるっきりかけはなれた別世界に行く話ではなく、別世界にいくきっかけが日常的なものだったり、別世界においても日常のものがところどころ垣間見えたり、日常から別世界の流れの境界がはっきりしないような、そんな絵本を集めてみました。
日常にあるモノや道具を使った見立て遊びの絵本だったり、日常の行動や見慣れた景色から空想の世界へ入ったり。どこにでも別世界への入口はあるのだな~と思わせてくれる絵本ばかりでした。
前半は私がみなさんに絵本を読んで~、後半は手元でじっくりと絵本の絵をご覧いただく~というような流れで進めました。今回は、絵本の中にある日常からの別世界をのぞくという主旨でしたが、絵本を読むこと自体、日常のすごーく近くにある別世界に入り込むってことかもしれませんね。
■おもちゃであそびタイ!ム
ガイスター・トレッペ(オバケだぞ~)
ドライマギア(ドイツ)
ハロウィンが近かったので、ノルテさんからこのゲームの見本をお借りしました(店頭に在庫がなくても、取り寄せは可能です)。
ルールはいたってシンプル。すごろくをちょっとアレンジした感じ。でも、集中していないとどのコマが自分のコマかわからなくなってしまうので、みなさん真剣に遊んでくれました。一番簡単なルールで遊びましたが、工夫次第で難易度をあげることもできます。そんな柔軟性も嬉しいゲームです。
■イーダのつぶつぶ焼き
ペンギン時代から数えて、記念すべき80回目の絵本部屋。参加者も先月は落ち込みましたが、盛り返しました。よかったー。
今回は、同じテーマでも内容はバラエティーにとんでいたので、みなさんのお好み絵本はどれかひとつに集中しなかったみたい。それぞれツボが異なるというか。子どもの見立て遊びにクラッとくる人もいれば、100%ORANGEさんのようなシュールな世界に引き込まれる人もいるし、最後の3冊のような幻想的な世界から目が話せない人もいる。ま、私は、どれも好きで、だからこそこのテーマを掲げてみました。テーマ自体がツボだった人も、そうじゃなかった人もいたようですが、たまには、こんなわけのわからないテーマで絵本を読んでみるのもいいのではないかと思いました。
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